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自動車税の通知で気づく「家計のゆとり」。所沢の車生活と住宅ローンの絶妙なバランス

自動車税の通知で気づく「家計のゆとり」。所沢の車生活と住宅ローンの絶妙なバランス

毎年5月になると、マイカーを所有する方のもとに届く「自動車税(種別割)」の納税通知書。数万円の出費が急に発生することで、改めて毎月の維持費の重さに気づかされる方も多いのではないでしょうか。

特にここ所沢エリアは、都心へのアクセスが良好な一方で、日々の買い物や子どもの送り迎え、週末のお出かけにおいて「車が欠かせない地域」でもあります。中には「夫婦で2台所有している」というご家庭も少なくありません。

これからマイカーを維持しつつ、理想のマイホームを購入する場合、自動車の維持費と住宅ローンの返済をどのように両立させればよいのでしょうか。今回は、5月の納税時期だからこそ見直したい「車生活と住宅ローンの絶妙なバランス」について、シミュレーションを交えて解説します。

所沢エリアの「車生活」にかかるリアルな維持費

まずは、車を維持するためにどれほどのコストがかかっているのか、改めて整理してみましょう。自動車税だけでなく、車検代、保険料、ガソリン代、そして将来の買い替え費用など、車には「見えない固定費」が数多く存在します。

例えば、一般的なファミリーカー(排気量1.5L超〜2.0L以下)を1台所有している場合の、年間および毎月の平均的な維持費の目安は以下の通りです。

  • 自動車税(年1回):36,000円

  • 車検費用(2年に1回換算):約50,000円(年額換算)

  • 任意保険料(年額):約60,000円

  • ガソリン代(月8,000円):96,000円

  • 消耗品・メンテナンス費:約20,000円

  • 車両買い替え積立金(月15,000円):180,000円

これらを合計すると、年間で約442,000円(毎月換算で約37,000円)のコストがかかっている計算になります。さらに所沢市内で月極駐車場を借りる場合は、ここに毎月8,000円〜15,000円ほどが上乗せされます。

もし「夫婦でそれぞれ1台ずつ、計2台」を所有しているご家庭であれば、維持費は単純にこの倍、つまり毎月約7万〜8万円近くが口座から静かに消えていくことになります。これは、一般的な住宅ローンの月々返済額に匹敵する大きな金額です。


「住宅ローンが借りられる額」と「車を維持できる額」のズレ

住宅ローンの審査を受ける際、銀行は「返済負担率(年収に対する年間総返済額の割合)」をチェックします。このとき、もし現在自動車ローンを組んで返済中である場合、その返済額も「総返済額」に含まれてしまうため、住宅ローンとして借りられる上限額が大幅に下がってしまうことがあります。

しかし、本当に注意しなければならないのは、ローンを払い終えている場合、あるいは現金で車を購入している場合です。

銀行の審査では、「自動車税」や「車検代」「ガソリン代」といった日々の維持費までは返済負担率の計算に考慮されません。そのため、銀行が「あなたの年収なら、毎月12万円の住宅ローンを返済可能です」と太鼓判を押してくれたとしても、それは「車にかかる毎月数万円の維持費を完全に無視した金額」かもしれないのです。

審査をそのまま鵜呑みにして上限いっぱいのローンを組んでしまうと、マイホームに入居した後の5月に自動車税の通知書を見て、「あれ?今月は家計が苦しいな……」と頭を抱える原因になります。


失敗しないための「逆算型」資金計画

車のある生活を諦めずに、ゆとりを持って住宅ローンを返済していくためには、銀行の基準ではなく「我が家の実質的な可処分所得」から逆算して予算を決める必要があります。

具体的な予算作りの手順は以下の3ステップです。

ステップ1:毎月の「絶対に削れない車費」を引く

現在の毎月の手取り月収から、先ほど算出した「車の維持費(1台あたり約3.7万円、2台なら約7.4万円)」を最初から差し引いて考えます。

ステップ2:将来の教育費や貯蓄分を確保する

子どもの進学費用や、もしものための生活防衛資金、将来の住まいのメンテナンス費用として、毎月確実に貯蓄したい金額(例:5万円)をさらに引きます。

ステップ3:残った金額から「無理のない返済額」を決める

上記のステップを経て、ようやく「住居費に回しても生活が破綻しない金額」が浮き彫りになります。

【シミュレーション例】夫婦+子ども1人・車1台所有/手取り月収38万円の場合

支出項目 金額
毎月の手取り月収 380,000円
車の維持費(税金・車検積立含む) −37,000円
先取り貯蓄(教育費・予備費) −50,000円
基本生活費(食費・光熱費・通信費等) −180,000円
住居費に回せる上限額(管理費修繕費含む) 113,000円

この場合、毎月の住宅ローン返済額は「10万円前後」に抑えるのが、5月の税金シーズンや臨時の出費があっても慌てずに済む「絶妙なバランス」といえます。


所沢での家づくりにおける「車」の工夫

予算を抑えるために車を手放すという選択肢もありますが、所沢での暮らしやすさを考えると、できれば車は維持したいところです。その場合は、家づくりの段階で以下のような工夫を取り入れることで、トータルのコストを抑えることが可能です。

  1. 敷地内に「駐車場代」がかからない設計をする

    土地を探す際、多少駅から離れていても、敷地内に2台分の駐車スペースを確保できる広さ(30坪〜40坪以上)を基準に選ぶことで、将来にわたって周辺の月極駐車場代(毎月1万〜2万円)を浮かせることができます。

  2. 将来の電気自動車(EV)対応を新築時にしておく

    ガソリン代の変動リスクに備え、新築時に屋外へ「EV充電用のコンセント」を設置しておく(工事費は数万円程度)ことで、将来的に電気自動車へ乗り換えた際のランニングコスト低減へスムーズに移行できます。

  3. 駅までの距離と車の必要性を天秤にかける

    「所沢駅」周辺は土地価格が高いですが、一駅隣の「西所沢駅」や「新所沢駅」周辺、あるいは少し内側に入ったエリアであれば、土地の価格を抑えつつ、広いカースペースを確保しやすくなります。


編集長からのアドバイス

5月に届く自動車税の通知書は、家計の健康状態を教えてくれるバロメーターです。「税金の支払いが苦しい」と感じるならば、それは現在の家計における固定費の割合が少し高くなっているサインかもしれません。

マイホームという大きな買い物をする前に、このタイミングで一度、車を含めたライフライン全体のコストを棚卸ししてみることをおすすめします。借りられる額に振り回されず、自分たちのライフスタイルに合った「我が家の適正予算」を見つけ出すことが、購入後の豊かな暮らしへと繋がっていきます。

 

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